経営・組織論 (全52問中31問目)

No.31

事業部制組織を説明したものはどれか。
  • 構成員が,自己の専門とする職能部門と特定の事業を遂行する部門の両方に所属する組織である。
  • 購買・生産・販売・財務などの仕事の性質によって,部門を編成した組織である。
  • 特定の課題のもとに各部門から専門家を集めて編成し,期間と目標を定めて活動する一時的かつ柔軟な組織である。
  • 利益責任と業務遂行に必要な職能を,製品別,顧客別又は地域別にもつことによって,自己完結的な経営活動が展開できる組織である。

分類

ストラテジ系 » 企業活動 » 経営・組織論

正解

解説

事業部制組織を含む代表的な経営組織形態についてまとめておきます。
事業部制組織
製品別や商品別、地域別、市場別に分化した組織形態のことで、事業部ごとに独立採算が求められるのも特徴の1つ。
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職能別組織
製造,営業,経理,開発などのように職能ごとに構成された組織形態。各部門で高い専門性や効率性を追求することができるが、その反面、職能部門間の隔たりが生じやすくなる。
プロジェクト組織
ある目的のために各部門から専門性の高い人材を集めて構成される組織形態。一時的な組織なので、目的が達成されればその時点で解散することになる。
マトリックス組織
網の目型の組織形態で、従来の職能別組織にそれら各機能を横断するプロジェクトまたは製品別事業などを交差させたもの。業務の担当者は複数の管理者から指示を受けることになるため、指揮命令系統に困難が生じる可能性も残るが、部門間の壁がなく業務を行うことができるという特徴がある。
  • マトリックス組織の説明です。
  • 職能別組織の説明です。
  • プロジェクト組織の説明です。
  • 正しい。事業部制組織の説明です。
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