経営・組織論 (全52問中4問目)

No.4

ITの活用によって,個人の学習履歴を蓄積,解析し,学習者一人一人の学習進行度や理解度に応じて最適なコンテンツを提供することによって,学習の効率と効果を高める仕組みとして,最も適切なものはどれか。
  • アダプティブラー二ング
  • タレントマネジメント
  • ディープラーニング
  • ナレッジマネジメント

分類

ストラテジ系 » 企業活動 » 経営・組織論

正解

解説

  • 正しい。アダプティブラー二ングは、従来からある画一的な集団学習でなく、生徒ごとの能力や進捗度・習熟度に合わせて、一人ひとりに最適化された学習内容を提供する教育方法のことです。ICTを利活用することにより、生徒ごとの学習状況データの蓄積、ログに基づいた適切な学習コンテンツの選択、先生と生徒または生徒同士のコミュニケーション機能などが容易となったことにより実現しました。ICT技術を教育分野に活用するEdTech(Education Technology)の一例と言えます。
  • タレントマネジメントは、社員個人の持つ能力に注目し、個々人の資質や才能を育成・維持して適材適所で活用することで企業の持続的発展を目指す人事管理手法です。全ての人材を個性をもつタレント(才能・手腕のある人)と捉え、それぞれの能力を最大限に発揮させることを目標とします。
  • ディープラーニングは、様々な入力情報に対する処理結果を人間の脳を数学モデルで模したコンピュータネットワークに学習させることによって、画像認識や音声認識、自然言語処理などの問題に対する解を見いだす機械学習の手法です。この技術の登場により、従来と比較して人工知能の性能が飛躍的に向上しました。
  • ナレッジマネジメントは、企業が保持している情報・知識、個人が持っているノウハウや経験などの知的資産を共有して、組織として新たな知識を生み出し、創造的な仕事につなげていく経営管理手法です。形式知だけでなく暗黙知を含めた幅広い知識を共有・整理して活用します。
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