業務分析・データ利活用 (全51問中1問目)

No.1

A社では,顧客の行動や天候,販売店のロケーションなどの多くの項目から成るデータを取得している。これらのデータを分析することによって販売数量の変化を説明することを考える。その際,説明に使用するパラメータをできるだけ少数に絞りたい。このときに用いる分析法として,最も適切なものはどれか。
  • ABC分析
  • クラスター分析
  • 主成分分析
  • 相関分析

分類

ストラテジ系 » 企業活動 » 業務分析・データ利活用

正解

解説

  • ABC分析は、パレート図を使って分析する要素・項目群を大きい順に並べ、上位70%を占める要素群をA、70%〜90%の要素群をB、それ以外の要素群をCとしてグルーピングすることで重要性の高い要素とそうでない要素を明らかにする手法です。
  • クラスター分析は、複数の変数(項目、属性、次元数)を持つデータを利用し、その変数間の相互の関係性をとらえるために使われる統計的手法です。複数の異なる性質のものが混ざり合っている対象の中から、類似したものを集めてグルーピングするために使われます。
  • 正しい。主成分分析は、複数の要因が相互に関連している場合に、その群の特性を決定づけている主な要因を合成変数として求める手法です。データセットの相関性を利用し、複数のパラメータを結合した"主成分"という新たな変数に情報を集約することで行います。
  • 相関分析は、2つの要素間にある関係性を分析する統計手法です。ある要素が増加したとき、他方の要素がどのように変化するかを調べることができ、結果は−1から+1までの値をとる相関係数として表されます。
© 2009-2024 ITパスポート試験ドットコム All Rights Reserved.

Pagetop