業務分析・データ利活用 (全54問中1問目)

No.1

ある商品の販売量と気温の関係が一次式で近似できるとき,予測した気温から商品の販売量を推定する手法として,適切なものはどれか。
  • 回帰分析
  • 線形計画法
  • デルファイ法
  • パレート分析

分類

ストラテジ系 » 企業活動 » 業務分析・データ利活用

正解

解説

  • 正しい。回帰分析は、統計的分析手法の一つで、目的変数(結果となる数値)と説明変数(原因となる数値)の因果関係を表す関数式を求めることです。販売量と気温の関係を数式で得ることができれば、気温から販売量を推定することができます。複数の変数間の関係を明らかにするのが回帰分析の目的です。
  • 線形計画法は、1次式を満たす変数の値の中で式を最大化または最小化する値を求める方法です。在庫としてもつ原材料を使用して最大の利益を得るための販売量や、機械の稼働時間を最大限に生かして製造する製品など、限りある資源を最大限に活用したい場合にその組合せを得るために使用されます。
  • デルファイ法は、複数の専門家から個別に意見の収集を行い、得られた意見の集約をフィードバックするということを繰り返して、最終的に意見の収束をしていく手法です。技術革新や社会変動などに関する未来予測においてよく用いられます。
  • パレート分析は、パレート図(値の大きい順に分析対象の項目を並べた棒グラフと、累積構成比を表す折れ線グラフを組み合わせた複合グラフ)を用いて分析対象の中から重点的に管理すべき要素を明らかにする手法です。
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