業務分析・データ利活用 (全54問中3問目)

No.3

データサイエンティストの役割に関する記述として,最も適切なものはどれか。
  • 機械学習や統計などの手法を用いてビッグデータを解析することによって,ビジネスに活用するための新たな知見を獲得する。
  • 企業が保有する膨大なデータを高速に検索できるように,パフォーマンスの高いデータベースを運用するためのシステム基盤を構築する。
  • 企業における情報システムに関するリスクを評価するために,現場でのデータの取扱いや管理についての実態を調査する。
  • 企業や組織における安全な情報システムの企画,設計,開発,運用を,サイバーセキュリティに関する専門的な知識や技能を活用して支援する。

分類

ストラテジ系 » 企業活動 » 業務分析・データ利活用

正解

解説

データサイエンティストは、DXの推進において、データを活用した業務変革や新規ビジネスの実現に向けて、データを収集・解析する仕組みの設計・実装・運用を担う人材です。ビッグデータなどの大量のデータを、数学的、統計学的、機械学習、データマイニングなどの様々な手法を駆使して分析し、ビジネス上の課題の解決を支援することを役割とします。

したがっ、ビッグデータの解析を実施している「ア」が適切です。
  • 正しい。データサイエンティストの役割です。
  • 要件定義に合致したシステムを設計・構築するのは、システムアーキテクトの役割です。
  • 情報システムや組込みシステムに係るリスクを分析し、必要なコントロールを検証・評価するのは、システム監査技術者の役割です。
  • サイバーセキュリティに関する専門的な知識・技能を活用して企業や組織における安全な情報システムの企画・設計・開発・運用を支援するのは、情報処理安全確保支援士の役割です。
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