ファシリティマネジメント (全27問中2問目)

No.2

テレワークを推進しているある会社では,サテライトオフィスを構築している。サテライトオフィスで使用するネットワーク機器やPCを対象に,落雷による過電流を防止するための対策を検討した。有効な対策として,最も適切なものはどれか。
  • グリーンITに対応した機器の設置
  • サージ防護に対応した機器の設置
  • 無線LANルータの設置
  • 無停電電源装置の設置

分類

マネジメント系 » サービスマネジメント » ファシリティマネジメント

正解

解説

施設の近くで落雷があると瞬間的に高い電圧(サージ)が発生し、この大きな電流が電話回線や電線を通じて施設内に侵入するとコンピュータが壊れてしまうおそれがあります。この過電流の被害から機器を守るため、OAタップなどに組み込まれている機能のことを「サージ防護」といいます。

したがって、落雷による過電流に有効な対策は「サージ防護に対応した機器の設置」となります。例としては、屋内配線の途中にサージ防護デバイスを設置するなどです。
  • グリーンITは、省エネなど地球環境に優しいIT機器を利用することによって、環境保全を推進していくという考え方です。環境負荷の低減には有効ですが、過電流からの保護とは関係ありません。
  • 正しい。
  • 無線LANに接続するPCは被害を免れますが、電源や無線LANルータ等のネットワーク機器を守ることはできません。
  • 停電対策としては有効ですが、過電流対策にはなりません。
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