知的財産権 (全61問中7問目)

No.7

不適切な行為a〜cのうち,不正競争防止法で規制されているものだけを全て挙げたものはどれか。

  1. キャンペーンの応募者の個人情報を,応募者に無断で他の目的のために利用する行為
  2. 他人のIDとパスワードを不正に入手し,それらを使用してインターネット経由でコンピュータにアクセスする行為
  3. 不正な利益を得ようとして,他社の商品名や社名に類似したドメイン名を使用する行為
  • a
  • a,c
  • b
  • c

分類

ストラテジ系 » 法務 » 知的財産権

正解

解説

不正競争防止法は、事業者間の公正な競争等を確保するため、不正競争の防止および不正競争に係る差止め請求や損害賠償請求について定めた法律です。この法律が定める不正競争には以下の10種類があります。
  1. 周知な表示を使用して混同を生じさせる行為
  2. 他人の著名な商品等表示を冒用する行為
  3. 他人の商品の形態を模倣した商品を提供する行為
  4. 営業秘密の侵害
  5. 限定提供データを不正取得する行為
  6. 技術的制限手段の無効化装置などの提供行為
  7. ドメイン名の不正取得などの行為
  8. 原産地、品質等の誤認を惹起する行為
  9. 他人の信用を毀損する行為
  10. 代理人などの商標冒用行為
ざっくり言うと、公正さを欠く不当な手段により市場競争をする行為が「不正競争」として規制されています。
  1. 誤り。個人情報保護法により規制されます。
  2. 誤り。不正アクセス禁止法により規制されます。
  3. 正しい。不正競争防止法により規制されます。
不正競争防止法で規制される行為は「c」だけなので「エ」が正解となります。
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