情報セキュリティ対策・実装技術 (全218問中110問目)

No.110

個人の身体的,行動的特徴を用いた認証であり,認証のために個人が情報を記憶したり,物を所持したりする必要はないが,認証用の特別な装置が必要なものはどれか。
  • 公的個人認証
  • 送信ドメイン認証
  • バイオメトリクス認証
  • ライセンス認証

分類

テクノロジ系 » セキュリティ » 情報セキュリティ対策・実装技術

正解

解説

バイオメトリクス認証(生体認証)は、人間の身体的な特徴や行動の特性など個人に固有の情報を用いて本人の認証を行う仕組みです。事前に本人の生体特徴情報を認証システムに登録しておき、認証時にはセンサーで読み取った情報を比較することで本人確認を行う仕組みになっています。
身体的特徴を鍵として用いるものに「指紋認証」「静脈パターン認証」「虹彩認証」「声紋認証」「顔認証」「網膜認証」などがあり、行動的特徴を鍵として用いるものには「筆跡認証」などがあります。

個人の身体的、行動的特徴を鍵として用いるものはバイオメトリクス認証だけなので「ウ」が正解です。
  • 公的個人認証は、マイナンバーカードを取得して利用の際に提示することで公的な本人確認を行う仕組みです。
  • 送信ドメイン認証は、迷惑メールを防止するために送信元メールサーバ正当性を確認する技術です。
  • 正しい。
  • ライセンス認証は、ソフトウェアの不正コピーを防止するために、正当な利用者であるか否かを確認する技術です。
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