経営戦略手法 (全59問中17問目)

No.17

企業の事業展開における垂直統合の事例として,適切なものはどれか。
  • あるアパレルメーカーは工場の検品作業を関連会社に委託した。
  • ある大手商社は海外から買い付けた商品の販売拡大を目的に,大手小売店を子会社とした。
  • ある銀行は規模の拡大を目的に,M&Aによって同業の銀行を買収した。
  • 多くのPC組立メーカーが特定のメーカーの半導体やOSを採用した。

分類

ストラテジ系 » 経営戦略マネジメント » 経営戦略手法

正解

解説

垂直統合とは、ある企業がサプライチェーンの上流や下流にある企業を買収し、自社グループに統合することをいいます。例えば製造を行う企業が、上流に当たる部品工場を買収したり、下流に当たる営業会社・小売店を買収したりするケースが挙げられます。
垂直統合には、コスト管理やサプライチェーンの最適化によって市場競争力を高める狙いがあります。
  • 生産ステージごとに複数の企業が得意分野を受け持つ形態は、水平分業に該当します。
  • 正しい。商社からみて小売店はサプライチェーンの下流に位置するため、垂直統合に該当します。
  • 同業他社を買収する戦略は水平統合に該当します。
  • 水平分業に該当します。
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