経営戦略手法 (全59問中42問目)

No.42

顧客に価値をもたらし,企業にとって競争優位の源泉となる,競合他社には模倣されにくいスキルや技術を指すものはどれか。
  • アカウンタビリティ
  • コアコンピタンス
  • コーポレートガバナンス
  • パーソナルスキル

分類

ストラテジ系 » 経営戦略マネジメント » 経営戦略手法

正解

解説

コアコンピタンス(Core Competence)は、長年の企業活動により蓄積された他社と差別化できる、または競争力の中核となる企業独自のノウハウや技術のことです。コアコンピタンスに該当する技術には、「様々な市場に展開可能」「競合他社による模倣が困難」「顧客価値の向上に大きく寄与する」などの共通性質があります。例としては、ホンダのエンジン技術、ソニーの小型化技術、トヨタ自動車の生産プロセスなどが挙げられます。
  • アカウンタビリティは、アカウンティング(会計)とレスポンシビリティ(責任)の合成語で、「説明責任」と訳されます。元は出資者に対する会計報告のことでしたが、現在では意味が拡張され、「広く社会に影響をもちうる活動を行う団体が、利害関係者に対して、その活動や権限行使の予定、内容、結果等の報告をする必要がある」とする考え方を表しています。
  • 正しい。
  • コーポレートガバナンスは、企業統治とも訳され、企業の経営について利害関係者が監視・規律することです。
  • パーソナルスキルは、業務を遂行する際に必要とされる人間的側面のスキルのことで、コミュニケーション・ネゴシエーション・リーダーシップの3つのスキルから成ります。
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