技術開発戦略の立案・技術開発計画 (全24問中7問目)

No.7

ある企業が,フィンテックを活用した新サービスを実現するためのプログラムを開発しようとしている。そこで,デザイナ,プログラマなどを集めてチームを編成し,数日を掛けて集中的にプログラム開発作業に取り組み,その成果を競い合うイベントを企画した。このようなイベントを表す用語として,最も適切なものはどれか。
  • ウォークスルー
  • ゲーミフィケーション
  • ハッカソン
  • ブレーンストーミング

分類

ストラテジ系 » 技術戦略マネジメント » 技術開発戦略の立案・技術開発計画

正解

解説

ハッカソン(hackathon)は、ハック(hack)とマラソン(marathon)を組み合わせた造語で、IT技術者やデザイナーなどがチームとなり、与えられた短期間内にテーマに沿ったアプリケーションやサービスを開発し、その成果を競い合うイベントのことです。オープンイノベーションの方法の1つとして注目されています。

したがって「ウ」が正解です。
  • ウォークスルーは、開発者が主体となり、エラーの早期発見を目的として設計書やプログラムに誤りがないかを確認するレビュー手法です。
  • ゲーミフィケーションは、日常の様々な活動にゲーム要素を仕掛けることで、サービスや製品への愛着を利用者にもたせ、より多く使用してもらう仕組みのことをいいます。例としては、活動の進みにより与えられるポイントやバッジの他に、点数やランキング付け、レベルに応じたコンテンツ提供、他人と競う仕組み、隠し要素の導入などが挙げられます。
  • 正しい。ハッカソンは、複数人が短期集中的に共同作業を行い、ソフトウェア開発の成果を競うイベントです。
  • ブレーンストーミングは、様々なアイデアを広く集めるために行われるグループ討議の方法です。参加者が遠慮せずにいろいろな意見を発言できるように、批判の禁止・自由奔放・質より量・結合/便乗歓迎というルールに則って行われます。
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