エンジニアリングシステム (全35問中18問目)

No.18

製造業のA社は,製品開発のリードタイムを短縮するために,工程間で設計情報を共有し,前工程が完了しないうちに,着手可能なものから後工程の作業を始めることにした。この考え方は何に基づくものか。
  • FMS
  • MRP
  • コンカレントエンジニアリング
  • ジャストインタイム

分類

ストラテジ系 » ビジネスインダストリ » エンジニアリングシステム

正解

解説

コンカレントエンジニアリング(Concurrent Engineering)は、主に製造業において、設計から生産に至るまでの各プロセスを同時並行的に行うことで、開発期間や納期の短縮および生産コストの削減を図る手法です。コンカレント(concurrent)は、「並行」「同時に(発生)」などを意味する英単語です。

したがって正解は「ウ」です。
  • Flexible Manufacturing Systemの略。NC工作機械、自動搬送装置、倉庫などを有機的に結合し、コンピュータで集中管理することで多品種少量生産に対応できる生産の自動化を実現するシステムです。
  • Material Requirements Planningの略。部品表と生産計画をもとに必要な資材の所要量を算出し、これを基に在庫、発注、納入の管理を支援するシステムです。
  • 正しい。
  • ジャストインタイム(JIT)は、トヨタ自動車の生産方式の代表的な要素で、必要な物を、必要なときに、必要な量だけ生産することを意味します。在庫の無駄をなくし生産を最適化する目的があります。
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