e-ビジネス (全32問中6問目)

No.6

FinTechの事例として,最も適切なものはどれか。
  • 銀行において,災害や大規模障害が発生した場合に勘定系システムが停止することがないように,障害発生時には即時にバックアップシステムに切り替える。
  • クレジットカード会社において,消費者がクレジットカードの暗証番号を規定回数連続で間違えて入力した場合に,クレジットカードを利用できなくなるようにする。
  • 証券会社において,顧客がPCの画面上で株式売買を行うときに,顧客に合った投資信託を提案したり自動で資産運用を行ったりする,ロボアドバイザのサービスを提供する。
  • 損害保険会社において,事故の内容や回数に基づいた等級を設定しておき,インターネット自動車保険の契約者ごとに,1年間の事故履歴に応じて等級を上下させるとともに,保険料を変更する。

分類

ストラテジ系 » ビジネスインダストリ » e-ビジネス

正解

解説

FinTech(フィンテック)は、金融(Finance)と技術(Technology)を組み合わせた造語で、金融サービスと情報技術の結び付きにより生み出される、さまざまな革新的な動きを総称した言葉です。身近な例では、スマートフォンなどを使った送金もその一つと言えるでしょう。他にも、モバイル決済やロボアドバイザ(AIによる投資助言)、ソーシャルレンディング、ブロックチェーン、アカウントアグリゲーションなどもFinTechの例です。

FinTechは、ICT技術を活用したこれまでにない金融サービスを指す言葉なので、選択肢の中では「ウ」のロボアドバイザが該当します。
  • フォールトトレラントシステムの説明ですが、金融サービスではないので誤りです。
  • ロックアウトの仕組みですが、金融サービスではないので誤りです。
  • 正しい。FinTechの事例に該当します。
  • ノンフリート等級制度の説明ですが、以前から存在しており、ICT技術を用いていないので誤りです。
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