ITパスポート平成30年春期 問84

問84

DVD-RやSDカードなどに採用され,デジタルコンテンツを記録メディアに一度だけ複製することを許容する著作権保護技術はどれか。
  • AR
  • CPRM
  • HDMI
  • MIDI

分類

テクノロジ系 » 情報メディア » マルチメディア技術

正解

解説

CPRM(Content Protection for Recordable Media)は、デジタルコンテンツの不正コピーを防止するために、DVDやブルーレイなどの記憶メディアなどに対してコピーワンス(一度だけしかダビングできないこと)の制限をかける著作権保護技術です。

CPRMの最も身近な利用例としては、BSデジタル放送や地上デジタル放送の録画・ダビングが挙げられます。デジタル放送は著作権保護のためダビング回数が1回に制限されていますが、この制限を実現するために、録画機器、記録メディア、再生機器のすべてがCPRMに対応していなければコピーおよび再生ができない仕組みになっています。
  • Augmented Realityの略で拡張現実と訳されます。現実世界の情報にデジタル合成などによって作られた情報を重ねて、人間から見た現実世界を拡張する技術の総称です。仮想現実(VR:Virtual Reality)が、CGなどで構築された現実感と現実を差し替えるのに対し、ARは現実の一部を改変することが異なります。
  • 正しい。CPRMは不正コピーの防止を目的とする技術です。
  • High-Definition Multimedia Interfaceの略。PCとディスプレイの接続標準規格であるDVIを基に音声伝送機能や著作権保護機能(デジタルコンテンツ等の不正コピー防止)、色差伝送機能を加えるなどAV家電向けに改良したデジタル家電向けのインタフェースです。
  • Musical Instrument Digital Interfaceの略で、ミディと読みます。コンピュータやシンセサイザなどの電子楽器の間で、演奏情報や制御情報をデジタル形式でやり取りするための世界共通規格です。
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