会計・財務(全74問中38問目)
No.38解説へ
商品の販売数が500個のときの営業利益は表のとおりである。販売単価を10%値下げしたとき，損益分岐点の売上高は何円か。ここで，商品1個当たりの変動費及び販売数は，販売単価の値下げの前後で変わらないものとする。
出典：平成26年秋期 問 1
- 468,750
- 486,000
- 500,000
- 576,000
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解説
損益分岐点売上高は、次の公式で計算することができます。
損益分岐点＝固定費÷(1－変動費率)
変動費率＝変動費÷売上高
販売単価を10%値下げると、当然ながら売上高が10%減少することになりますが、変動費は変わらないと設問にあるので、
[変動費率]
324,000÷810,000＝0.4
[損益分岐点売上高]
300,000÷(1－0.4)
＝300,000÷0.6
＝500,000
以上の計算で、値下げ後の損益分岐点は500,000円とわかります。
損益分岐点＝固定費÷(1－変動費率)
変動費率＝変動費÷売上高
販売単価を10%値下げると、当然ながら売上高が10%減少することになりますが、変動費は変わらないと設問にあるので、
- 売上高＝900,000×0.9＝810,000
- 変動費 324,000(変わらず)
- 固定費 300,000(変わらず)
[変動費率]
324,000÷810,000＝0.4
[損益分岐点売上高]
300,000÷(1－0.4)
＝300,000÷0.6
＝500,000
以上の計算で、値下げ後の損益分岐点は500,000円とわかります。
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