システム開発技術(全120問中3問目)

ブラックボックステストに関する記述として,適切なものはどれか。

出典:令和4年春期 問45

  • プログラムの全ての分岐についてテストする。
  • プログラムの全ての命令についてテストする。
  • プログラムの内部構造に基づいてテストする。
  • プログラムの入力と出力に着目してテストする。
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分野:マネジメント系
中分類:システム開発技術
小分類:システム開発技術
解説
ブラックボックステストは、システムへの入力とそれに対して得られる出力だけに着目して、様々な入力に対して仕様書どおりの出力が得られるかどうかを検証していくテストで、主にシステムテストや運用テストにおいて用いられます。具体的な手法としては、同値分割、限界値分析、原因-結果グラフ、エラー推測などの手法があります。システムの内部構造を考慮しない(隠された)状態で検証を行うので「ブラックボックステスト」と呼ばれます。

したがって、入力に対する出力が正しいかどうかをテストする「エ」がブラックボックステストに当たります。

その他は、プログラムの詳細設計書などを見ながら、プログラムの内部構造が正しいかどうかを検証することになるので「ホワイトボックステスト」に該当します。

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