開発プロセス・手法(全40問中12問目)

アジャイル開発の方法論であるスクラムに関する記述として,適切なものはどれか。

出典:令和元年秋期 問40

  • ソフトウェア開発組織及びプロジェクトのプロセスを改善するために,その組織の成熟度レベルを段階的に定義したものである。
  • ソフトウェア開発とその取引において,取得者と供給者が,作業内容の共通の物差しとするために定義したものである。
  • 複雑で変化の激しい問題に対応するためのシステム開発のフレームワークであり,反復的かつ漸進的な手法として定義したものである。
  • プロジェクトマネジメントの知識を体系化したものであり,複数の知識エリアから定義されているものである。
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分野:マネジメント系
中分類:ソフトウェア開発管理技術
小分類:開発プロセス・手法
解説
アジャイル開発は、顧客の要求に応じて、迅速かつ適応的にソフトウェア開発を行う軽量な開発手法の総称です。

スクラム(Scrum)は、アジャイル開発の方法論の1つで、開発プロジェクトを数週間程度の短期間ごとに区切り、その期間内に分析、設計、実装、テストの一連の活動を行い、一部分の機能を完成させるという作業を繰り返しながら、段階的に動作可能なシステムを作り上げるフレームワークです。スクラム開発における反復の単位を「スプリント」といいます。

したがって「ウ」が正解です。
  • CMMI(Capability Maturity Model Integration,統合能力成熟度モデル)の説明です。
  • 共通フレームの説明です。
  • 正しい。スクラムの説明です。
  • PMBOKの説明です。

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