令和6年試験問題 問37
問37解説へ
システム開発プロジェクトを終結する時に，プロジェクト統合マネジメントで実施する活動として，最も適切なものはどれか。
- 工程の進捗の予定と実績の差異を分析する。
- 作成した全ての成果物の一覧を確認する。
- 総費用の予算と実績の差異を分析する。
- 知識や教訓を組織の資産として登録する。
正解 エ問題へ
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解説
プロジェクト統合マネジメントは、PMBOKに定義されているプロジェクトにおける知識エリアの1つで、プロジェクトマネジメント活動で発生する様々なプロセスを相互に調整・管理するプロセスです。プロジェクトを全体からみて最適化する役割と考えてもらえばいいと思います。
プロジェクト統合マネジメントが行う主要な活動は次のとおりです。
プロジェクト統合マネジメントが行う主要な活動は次のとおりです。
- プロジェクト憲章の作成
- プロジェクトマネジメント計画書の作成
- プロジェクト作業の指揮・マネジメント
- プロジェクト知識のマネジメント
- プロジェクト作業の監視・コントロール
- 統合変更管理
- プロジェクトやフェーズの終結
- スケジュールに関することなので、プロジェクトタイムマネジメントで実施する活動です。
- プロジェクトの作業範囲に関することなので、プロジェクトスコープマネジメントで実施する活動です。
- コストに関することなので、プロジェクトコストマネジメントで実施する活動です。
- 正しい。プロジェクト統合マネジメントの活動のひとつに、プロジェクト知識のマネジメントがあります。これはプロジェクトに既存知識を生かすとともに、プロジェクトによって新たに創造された知識を組織の業務や将来のプロジェクト等で活用できるように管理する活動です。
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