平成20年秋期試験問題 問57

QRコードの特徴はどれか。

  • 位置検出要素パターン(切り出しシンボル)によって,読取り方向が分かる。
  • 同じ情報量ならば1次元バーコードより広いスペースが必要である。
  • 数字,英字だけを取り扱える。
  • バーコードを積み重ねたスタック型バーコード方式でできている。
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分野:ストラテジ系
中分類:法務
小分類:標準化関連
解説
QRコードは、1994年にデンソーウェーブが開発した2次元コードの規格で、携帯電話でのURLの読取りや、販売店や工場における在庫管理などにも利用されています。1次元バーコードが横方向にしか情報を持たないのに対し、QRコードは縦横に情報を持っています。そのため格納できる情報量が多く、数字だけでなく英字や漢字など多言語のデータも格納することが可能です。また3隅の四角い位置検出パターンによって360度読み取り可能、汚れなどがあっても正確に読み取れるように、誤り訂正語を含んでいるなどの特徴があります。
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  • 正しい。どの方向から読み込んでも読取り開始位置を自動認識できます。
  • 同じ情報量であれば、1次元バーコードよりも小さいスペースで作成できます。
  • 漢字、ひらがな、カタカナも取り扱うことができます。
  • 2次元コードにはスタック型、マトリックス型の2種類がありますがQRコードはマトリックス型です。

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