平成22年春期試験問題 問39

部門サーバに対するファシリティマネジメントにおける環境整備の実施事項として,適切なものはどれか。

  • ウィルス対策ソフトを導入した。
  • 定められた時刻にバックアップが実施されるなどの自動運転機能を設けた。
  • 設置場所は水漏れのおそれのある排水管の近くを避けた。
  • ネットワークを介して伝送する情報などを暗号化する機能を設けた。
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分野:マネジメント系
中分類:サービスマネジメント
小分類:ファシリティマネジメント
解説
ファシリティマネジメントは、企業・団体が保有または使用する全施設資産とそれらの利用環境を経営戦略的視点から総合的かつ統括的に企画、管理、活用する経営活動です(参考:日本ファシリティマネジメント協会)。システム環境の基盤となる土地、建物、構築物、設備などの物的な資産や物理的空間が最適な状態であるように管理することを目的とします。具体的には、コンピュータシステムやネットワーク施設基盤が快適であること、安全性が確保されていること、運用費用が少ないこと、最大限効果的に活用されていることなどを目指します。

ファシリティマネジメントの目的は、システム環境の基盤となる土地・建物・設備の最適化なので、選択肢の中で唯一施設に関する環境整備の事項である「ウ」が正解になります。

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