ITパスポート試験 用語辞典

共通フレームきょうつうふれーむ
ソフトウェア開発とその取引の適正化に向けて、それらのベースとなる作業項目の一つひとつを定義し標準化したもので、ソフトウェア産業界においての「共通の物差し」となることを目的として策定された規格。
共通フレームは「業務分析、業務設計、ソフトウェアを中心としたシステムの企画~開発・保守及び関連する諸活動」を定義の対象としている。ソフトウェア取引における作業項目とその範囲・用語等を標準化することで「取引の明確化」「国際取引への対応」などの効果が期待されている。
別名:
Software Life Cycle Process
分野:
マネジメント系 » ソフトウェア開発管理技術 » 開発プロセス・手法
出題歴:
22年春期問37 25年春期問40 28年秋期問45 
重要度:

(Wikipedia 共通フレームより)

共通フレーム(きょうつうフレーム、正式名称:ソフトウェアを中心としたシステムの取引に関する共通フレーム)とはシステム開発におけるガイドラインであり、1994年3月に情報サービス産業協会と日本電子工業振興協会、日本情報システム・ユーザー協会及び日本規格協会が共同で策定した共通フレーム94を母体として、現在の共通フレーム2007との総称である。

このガイドラインはシステム開発を委託する際などに、発注側と受注側の間に誤解が生じないように、「汎用的な用語や各工程の内容(分類)については統一した方がよい」という考え方で制定されたものである。

日本における共通フレーム

日本における共通フレームの規格にはISO/IEC 12207に日本独自のアレンジを加えた共通フレーム2007がある。

出題例

システム開発における共通フレームの目的として,適切なものはどれか。
  • コンピュータシステムの運用・管理業務に関して体系化されたガイドラインを提供する。
  • 事業者間などで用語やその意味する内容が異なっていることを想定し,相互の理解を助けるための共通の物差しを提供する。
  • システム開発時に管理・技術の両面で組織における情報セキュリティを確保するための対策を提供する。
  • プロジェクト管理において必要な知識を体系化して提供する。

正解

「開発プロセス・手法」に属する用語
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