ITパスポート試験 用語辞典

SLA【Service Level Agreement】えすえるえい
通信サービス事業者などのサービス提供者と利用者の間で交わされる、サービスの品質保証に関する合意もしくは契約文書のこと。回線の最低通信速度や利用不能時間の上限などのようにサービスの品目とそれぞれの保証水準、および保証水準を達成できなかった場合のペナルティ事項などが具体的な数値により示される。
別名:
サービスレベル合意書
分野:
マネジメント系 » サービスマネジメント » サービスマネジメント
出題歴:
21年春期問46 21年秋期問35 23年特別問47 24年春期問30 24年秋期問39 25年秋期問33 26年春期問48 
重要度:

(Wikipedia サービス水準合意より)

サービス水準合意 (Service Level Agreement, SLA) とは、通信サービスやコンピュータ・アプリケーション・サービスなどにおいて、サービスの提供者とその利用者との間に結ばれるサービス水準に関する合意である。サービスレベル契約と言われることもある。サービスの定義、内容、範囲、品質、達成目標などを記述する。

サービス水準に関する仕様を記述したものをサービス水準仕様 (Service Level Specification, SLS) という。



出題例

SLAの中に含めるサービスレベルに関する条文の例として,最も適切なものはどれか。ここで,甲は委託者,乙は提供者とする。
  • 乙が監視するネットワークにおいて回線異常を検知した場合には,検知した異常の内容を60分以内に甲に報告するものとする。
  • 乙は別に定める秘密事項を第三者に開示しないものとする。ただし,事前に甲から書面による承諾を得た場合はこの限りではない。
  • 作成されたプログラムなどに契約の内容に適合しない事実があった場合,乙は別に定めるプログラムなどの検収のための引渡しの日から1年間の契約不適合責任を負うものとする。
  • 納入物に関する著作権は乙に留保される。ただし,甲は本件ソフトウェアの著作物の複製品を,著作権法の規定に基づいて複製,翻案することができる。

正解

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