業務分析・データ利活用 (全51問中7問目)

No.7

あるオンラインサービスでは,新たに作成したデザインと従来のデザインのWebサイトを実験的に並行稼働し,どちらのWebサイトの利用者がより有料サービスの申込みに至りやすいかを比較,検証した。このとき用いた手法として,最も適切なものはどれか。
  • A/Bテスト
  • ABC分析
  • クラスタ分析
  • リグレッションテスト

分類

ストラテジ系 » 企業活動 » 業務分析・データ利活用

正解

解説

  • 正しい。A/Bテストは、主にインターネットマーケティングで行われる施策を判断するための手法の一つです。1つのコンテンツに対して異なる2パターンのWebページ、広告バナー、広告文等を用意して、ランダムにユーザーに閲覧・利用してもらい、それぞれの効果を測定し比較することにより、どちらのパターンがクリック率(CTR)やコンバージョン率(CVR)が優れているかを検証します。
  • ABC分析は、パレート図を使って分析する要素・項目群を大きい順に並べ、上位70%を占める要素群をA、70%~90%の要素群をB、それ以外の要素群をCというようにグルーピングすることで、重点的に管理すべきグループとそうでないグループを明らかにする手法です。
  • クラスタ分析は、観測データを類似性によって集団や群に分類し、その特徴となる要因を分析する手法です。複数の異なる性質のものが混ざり合っている対象の中から類似したものを集めてグルーピングし、個々の分析対象を群に分類します。
  • リグレッションテストは、退行テスト/回帰テストとも呼ばれ、システムに変更作業を実施した場合に、それによって以前まで正常に機能していた部分に不具合や影響が出ていないかを検証するテストです。
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