プロジェクトマネジメント (全160問中48問目)

No.48

プロジェクトマネジメントにおけるWBSの作成に関する記述のうち,適切なものはどれか。
  • 最下位の作業は1人が必ず1日で行える作業まで分解して定義する。
  • 最小単位の作業を一つずつ積み上げて上位の作業を定義する。
  • 成果物を作成するのに必要な作業を分解して定義する。
  • 一つのプロジェクトでは全て同じ階層の深さに定義する。

分類

マネジメント系 » プロジェクトマネジメント » プロジェクトマネジメント

正解

解説

WBS(Work Breakdown Structure)は、プロジェクト目標を達成し、必要な成果物を過不足なく作成するために、プロジェクトチームが実行すべき作業を、成果物を主体に階層的に要素分解したものです。WBSの作成には、作業の漏れや抜けを防ぎ、プロジェクトの範囲を明確にすると同時に、作業単位ごとに内容・日程・目標を設定することでコントロールをしやすくする目的があります。
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  • 最下位の要素は、管理やコントロールがしやすい単位とします。1人が1日で行う単位まで分解してしまうと管理が煩雑になるため不適切です。
  • WBSの作成では、上位の成果物を基準に、その成果物を得るために必要な構成要素及び作業に分解することを繰り返します。つまり記述とは逆で上位から下位に向かって行います。
  • 正しい。トップダウン的に、成果物を作成するために必要な作業に分解することを繰り返して作成します。
  • 階層の深さはWBS内で異なっていても問題ありません。
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