プロジェクトマネジメント (全160問中7問目)

No.7

図のアローダイアグラムにおいて,作業Bが2日遅れて完了した。そこで,予定どおりの期間で全ての作業を完了させるために,作業Dに要員を追加することにした。作業Dに当初20名が割り当てられているとき,作業Dに追加する要員は最少で何名必要か。ここで,要員の作業効率は一律である。
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分類

マネジメント系 » プロジェクトマネジメント » プロジェクトマネジメント

正解

解説

まず設問のアローダイアグラムにおけるクリティカルパスを考えます。
A→C→D
5+5+10=20日
A→C→E→F
5+5+4+4=18日
B→D
10+10=20日
B→E→F
10+4+4=18日
以上より、クリティカルパスは「A→C→D」および「B→D」、最短所要日数は20日となります。

作業Bが2日遅れたということは、作業Bの完了までに要した日数は12日ということになります。よって、工程全体を20日で完了するためには作業Dを8日で終えなくてはなりません。もともと20人で10日掛かっていた作業を8日で完了させるために必要な要員数は、以下のように求めることができます。

 10日×20人=200人日
 200人日÷8日=25人

作業Dに当初割り当てられていた要員数は20人なので、最少追加人数は「25-20=5名」となります。

【別解】
10人で行っていた作業を8人で同日数で完成させるためには、

 8×n=10
 n=1.25

より、1日当たり1.25倍の作業をこなす必要があります。要員の作業効率は一律なので単純に従前より1.25倍の要員が必要となります。

 20人×1.25=25人
 25人-20人=5人
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