データベース設計 (全36問中13問目)

No.13

関係データベースにおける外部キーに関する記述のうち,適切なものはどれか。
  • 外部キーがもつ特性を,一意性制約という。
  • 外部キーを設定したフィールドには,重複する値を設定することはできない。
  • 一つの表に複数の外部キーを設定することができる。
  • 複数のフィールドを,まとめて一つの外部キーとして設定することはできない。

分類

テクノロジ系 » データベース » データベース設計

正解

解説

外部キー(Foreign Key)は、関係データベースにおいて他の表を参照するために設定される列です。外部キーは参照する表の主キー列と同じ項目になります。
外部キーを設定された列は、参照先の列に存在しない値を設定できなくなります。また参照先の列は、外部の表から参照されている値がある場合、その値を含む行を更新したり削除したりできなくなります。この表間の整合性を保つための2つの制約を合わせて参照制約といいます。
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  • 外部キー属性が持つ特性は"参照制約"です。一意性制約は主キーがもつ属性です。
  • 外部キー属性には同じ値を設定できます。
  • 正しい。下図に示すように、外部キーそれぞれが別表のある属性を参照する関係も許されます。
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  • 主キーと同様に外部キーも複数の属性から構成させることがあります。
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