ネットワーク応用 (全83問中5問目)

No.5

電子メールを作成するときに指定する送信メッセージに用いられるテキスト形式とHTML形式に関する記述のうち,適切なものはどれか。
  • 受信した電子メールを開いたときに,本文に記述されたスクリプトが実行される可能性があるのは,HTML形式ではなく,テキスト形式である。
  • 電子メールにファイルを添付できるのは,テキスト形式ではなく,HTML形式である。
  • 電子メールの本文の任意の文字列にハイパーリンクを設定できるのは,テキスト形式ではなく,HTML形式である。
  • 電子メールの本文の文字に色や大きさなどの書式を設定できるのは,HTML形式ではなく,テキスト形式である。

分類

テクノロジ系 » ネットワーク » ネットワーク応用

正解

解説

電子メールにはテキスト形式とHTML形式があります。
テキスト形式
文字装飾等のない文字だけで記述されるもの
HTML形式
HTML(HyperText Markup Language)で記述され、Webページと同じように文字の装飾やレイアウト、画像の挿入などを自由自在に行うことができるもの
HTML形式ではWebページと同じようにスクリプト(ブラウザ上で実行されるプログラム)を記述することもできるので、攻撃者が悪意のあるスクリプトを挿入する余地があり、メールを開くと同時にHTML中のスクリプトが自動実行されることにより被害を受ける可能性があります。一昔前は攻撃のおそれがあるとしてHTML形式でメールを送るのはマナー違反とされていましたが、最近ではビジネスでHTML形式のメールを使うことも普通になってきたため、攻撃に使われるリスクも高まっているといえます。取り扱う際には危険性があることを再確認しておく必要があります。
  • 本文内に記述されたスクリプトが実行される可能性があるのは、HTML形式です。
  • ファイルの添付はテキスト形式、HTML形式のどちらでもできます。
  • 正しい。本文内に任意のハイパーリンクを設定できるのは、HTML形式です。
  • 本文の文字を装飾することができるのは、HTML形式です。
© 2009-2024 ITパスポート試験ドットコム All Rights Reserved.

Pagetop