内部統制(全45問中22問目)
No.22解説へ
ITガバナンスの説明として,最も適切なものはどれか。
出典:平成28年秋期 問51
- 企業が競争優位性の構築を目的としてIT戦略の策定及び実行をコントロールし,あるべき方向へと導く組織能力
- 事業のニーズを満たす良質のITサービスを実施及び管理すること
- 情報システムに関わるリスクのコントロールが適切に整備・運用されているかを,当事者及び管理者とは別の第三者が検証する活動
- プロジェクトの要求事項を満たすために,必要な知識,スキル,ツール及び技法をプロジェクトの活動に適用すること
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解説
ITガバナンス(IT Governance)は、企業が競争優位性を構築するために、IT戦略の策定・実行をガイドし、あるべき方向へ導く組織能力であり、ITへの投資・効果・リスクを継続的に最適化する為の組織的な仕組みです。企業活動を監督・監視する仕組みであるコーポレートガバナンスから派生した概念で、取締役会及び経営陣の責任においてIT戦略を適切に設定する体制を確保することを意味しています。
経営目標を達成するためのIT戦略の策定、組織規模でのIT利活用の推進などがITガバナンスの活動に該当します。
経営目標を達成するためのIT戦略の策定、組織規模でのIT利活用の推進などがITガバナンスの活動に該当します。
- 正しい。ITガバナンスの説明です。
- ITサービスマネジメントの説明です。
- システム監査の説明です。
- プロジェクトマネジメントの説明です。この文章はPMBOKにおけるプロジェクトマネジメントの定義です。
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