プロセッサ(全22問中2問目)

CPUのクロックに関する説明のうち,適切なものはどれか。

出典:令和3年春期 問90

  • USB接続された周辺機器とCPUの間のデータ転送速度は,クロックの周波数によって決まる。
  • クロックの間隔が短いほど命令実行に時間が掛かる。
  • クロックは,次に実行すべき命令の格納位置を記録する。
  • クロックは,命令実行のタイミングを調整する。
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分野:テクノロジ系
中分類:コンピュータ構成要素
小分類:プロセッサ
解説
  • クロック周波数は無関係で、使用しているUSB規格の転送速度によって決まります。
  • クロックの間隔が短いということは、単位時間あたりにたくさんの動作を行えるということです。よって、同じ命令を実行するのにより短い時間で処理できます。
  • クロックは記憶装置ではありません。次に実行すべき命令の格納位置を記録するのは、プログラムカウンターというレジスタです。
  • 正しい。CPUのクロックは、一定の周期で発生し、コンピュータの各回路が処理動作を行う基準となる信号のことです。各回路が処理のタイミングを合わせるために使用されています。

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