セキュリティ関連法規(全35問中17問目)
No.17解説へ
不適切な行為a~cのうち,不正アクセス禁止法において規制されている行為だけを全て挙げたものはどれか。
- 他人の電子メールの利用者IDとパスワードを,正当な理由なく本人に無断で第三者に提供する。
- 他人の電子メールの利用者IDとパスワードを,本人に無断で使用してネットワーク経由でメールサーバ上のその人の電子メールを閲覧する。
- メールサーバにアクセスできないよう,電子メールの利用者IDとパスワードを無効にするウイルスを作成する。
出典:平成29年春期 問15
- a
- a,b
- a,b,c
- b
正解 イ問題へ
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不正アクセス禁止法は、ネットワーク接続されていてアクセス制限措置が施されているシステムに不正な手段で接続する行為、およびそれらをIDとパスワードの組を第三者に教えるなどの不正アクセスを助長する行為を禁止する法律です。
- 正しい。不正アクセスを助長する行為であるため禁止されます。
- 正しい。不正アクセス行為に該当します。
- 誤り。ウイルスを正当な理由なく作成、提供、供用する行為は、刑法168条の2及び168条の3の「不正指令電磁的記録に関する罪」(通常、ウイルス作成罪)による処罰の対象になります。
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