開発プロセス・手法(全40問中34問目)

ソフトウェアの品質特性は,機能性,使用性,信頼性,移植性などに分けられる。使用性に分類されるものはどれか。

出典:平成23年秋期 問34

  • 仕様書どおりの実行結果や操作が提供されている。
  • ソフトウェアの平均故障間隔が長い。
  • 他のOS環境でも稼働できる。
  • 利用者の習熟時間が短い。
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分野:マネジメント系
中分類:ソフトウェア開発管理技術
小分類:開発プロセス・手法
解説
ソフトウェアの品質特性とは、ソフトウェアの品質を評価する基準のことです。

ISO/IEC 9126では、この評価基準として6つの特性とそれぞれの品質特性を細分化した21の副特性を定めています。今回はこのうち品質特性の意味だけを解説します。
機能性(Functionality)
目的から求められる必要な機能の実装の度合い
信頼性(Reliability)
機能が正常動作し続ける度合い,障害の起こりにくさの度合い
使用性(Usability)
分かりやすさ、使いやすさの度合い
効率性(Efficiency)
目的達成のために使用する資源の度合い
保守性(Maintainability)
保守(改訂)作業に必要な労力の度合い
移植性(Portability)
移植のしやすさ,別の環境へ移した際そのまま動作する度合い
選択肢の項目をそれぞれ6つの特性に分類して表すと、
  • 機能性に分類されます。
  • 信頼性に分類されます。
  • 移植性に分類されます。
  • 正しい。使用性に分類されます。

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