平成20年秋期試験問題 問31

食品卸業のA社は,インターネット経由で1,000社を超える取引先から注文を受け付けている。取り扱っている商品は数多く,それらを分類した品目も多岐にわたり,取引先によって注文する商品は異なる。ただし,各取引先が注文する品目の日々の変更は少ない。 
 現在開発中の次期食材受注システムでは,取引先が短時間で商品を指定でき,かつ品目の変更にも即応できるようにしたい。最も適切な方法はどれか。

  • 取引先が,A社から配布された商品コード表を見て,商品コードを直接入力する。
  • 取引先が,あらかじめA社にカスタマイズしてもらった商品一覧を表示し,その中から商品を選択する。
  • 取引先が,商品名や品目名などで検索することによって商品一覧を表示し,その中から商品を選択する。
  • 取引先が,必要に応じて自社でカスタマイズした商品一覧を表示し,その中から商品を選択する。
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分野:テクノロジ系
中分類:情報デザイン
小分類:情報デザイン
解説
  • 入力毎に商品コード表を見ていたのでは素早い入力は望めません。
  • 商品一覧から選択させることで素早い入力が期待できますが、取引先が1,000社を超えているため品目変更時のカスタマイズに即応するのが難しいと考えられます。
  • 日々の注文内容がそれほど変わらないため、その都度検索して商品を選択するよりもリストから選択させる方法が適しています。
  • 正しい。商品一覧から選択させることで素早い入力が期待できます。さらに、取引先が自身で商品一覧のカスタマイズを行えるようにすることで、A社の対応を待たずとも必要な時に商品一覧を変更することができます。

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