平成21年秋期試験問題 問98

問97~100は、中問Cの問題文を読んでから回答してください。
図1の取引先担当者表のレコードを一意に特定するための主キーとして,適切なものはどれか。

  • 取引先コード
  • 取引先コード,名前
  • 取引先コード,部署名
  • 名前,役職
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テクノロジ系
解説
問題文「取引先の担当者は原則1人であるが,取引先によっては部署ごとに1人存在することがある。」から、一つの取引先に複数の担当者がいる場合があることがわかります。

このような場合には"取引先コード"が同じ値であるレコードが複数存在することになり、レコードを一意に特定するためには"取引先コード"だけでは足りません。したがって主キーは他のキーと組み合わせた複合キーになることがわかります。

「部署ごとに1人存在することがある」ということは、一つの部署に複数の担当者がいることはないと解釈できます。つまり取引先ごとに採番されている"取引先コード"および"部署名"がわかれば一人の担当者を特定できることになります。
  • 一つの取引先に複数の担当者がいる場合があるので、取引先コードだけでは一人の担当者を特定できません。
  • 同姓同名の担当者がいる可能性を否定できないので、名前を主キーにするのは不適切です。
  • 正しい。
  • 同姓同名の同じ役職名の担当者がいる可能性を否定できないので、名前や役職名を主キーにするのは不適切です。

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