変更管理とリリース管理の違い

BOSSさん  
(No.1)
はじめまして、このサイトの過去問解説に関して1点質問があります。

ITパスポート 平成22年春期 午前問48の選択肢ウが下記のようになっています。
ウ 発生した問題によって生じた変更を、効果的かつ効率的に実施する。

この選択肢の解説として、「変更管理の説明です」となっていますが、「変更管理」は
「変更する場合の影響を評価する」、「実施計画を立てる」、「変更を承認する」など、実稼動環境への実際の変更前までで、変更の実施は「リリース管理」と考えるべきではないかと思いますが、いかがでしょうか?

実は、他のサイトや問題集の解説の多くも変更管理となっています。

よろしくお願いします。

2011.12.23 11:14
管理人 
(No.2)
変更管理は、「ITサービスへの変更を、変更作業に伴うリスクを最小限に抑えながら、効果的・効率的に実現するためのプロセス」

リリース管理は、「リリースにおける一つ以上の変更を、稼働環境に配送し、配布し、かつ、追跡することを目的としたプロセス」

とされています。

私もITILを詳細に理解しているわけではないので、少々調べさせていただきました。

わかったことは、変更管理がITサービスに影響を与え得るすべての変更を対象とするのに対して、リリース管理が対象とするのは本番環境への変更のみだということでした。

つまりデータバックアップを行うスケジュールの変更や、アクセス権限ルールの見直しなど本番環境へのリリースを伴わない作業については、リリース管理にエスカレーションされることがなく変更管理にて変更作業が実施されるということになります。
リリース管理に渡されるのは、「ソフトウェア,ハードウェアや新マニュアルの本番環境への移行」を前提とした手続きの場合になるようです。

選択肢は「発生した問題によって生じた変更を、効果的かつ効率的に実施する。」で、変更管理、リリース管理のどちらとも受け取れてしまうので、上記のことを踏まえ、解説文では「変更管理またはリリース管理の説明です。」と、併記するように修正をいたしました。
2011.12.24 23:05
BOSSさん  
(No.3)
ミルキー@管理人様、わざわざお調べいただき、お手数をおかけしました。

明確な回答をいただき、大変参考になりました。

ITサービスマネジメント(ITIL)については、市販の参考書や問題集にも適切な説明がなされているものがなく、勉強するにあたって苦慮されている方も多いのではないかと思います。

ありがとうございました。
2011.12.25 17:43

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