平成30年秋期問15の重み付けって掛け算だけ?

過去問道場白帯さん  
(No.1)
第80問 

RFPに基づいて提出された提案書を評価するための表を作成した。最も評価点が高い会社はどれか。ここで,◎は4点,○は3点,△は2点,×は1点の評価点を表す。また,評価点は,金額,内容,実績の各値に重み付けしたものを合算して算出するものとする。

解説

評価点に評価項目ごとの重みを乗じたものを合算して企業ごとの総合点を算出します。
A社
金額2点、内容4点、実績1点ですので、
  2×3+4×4+1×1=23点
B社
金額4点、内容3点、実績1点ですので、
  4×3+3×4+1×1=25点
C社
金額2点、内容3点、実績4点ですので、
  2×3+3×4+4×1=22点
D社
金額3点、内容2点、実績3点ですので、
  3×3+2×4+3×1=20点
したがって最も評価点が高い会社は「B社」になります。

これ×じゃなくて+だったらC社なので、
Cと回答したら間違いでした。悔しい!🤣
重ね付けって掛け算だけなのでしょうか。
調べましたが個人的な意見としては、
重ね付けは特別掛け算に限定した言葉ではないみたいです△
皆さんはどう思われますか。🤔
2021.04.12 21:20
暇な人さん 
(No.2)
こんにちは、理系の大学生です。

まず、「重ね付け」ではないです。「重み付け」です。「かさね」じゃなくて「おもみ」です。

数学の文脈では重みと言ったとき、普通掛け算です。理系の人間にとってはこれはわざわざ習うことではなく、勉強するうちにそういう感覚になります。

特別掛け算に限定したことではない、という情報がどこから来たものかは存じ上げませんが、少なくとも私の感覚では足し算はあり得ません。単位が違うものを足すことには何の意味もありませんので。よく問題を読めばわかりますが、評価には「点」という単位がついている一方、重みには単位がついていません。これを足し算しようということは、大げさに言うと、「2リットルと3メートルを足したら5リットルだよね」と言っているようなものになっちゃいます。

別の説明もしておきましょう。例えば、50%の確率で1000円、40%の確率で2000円もらえて、10%の確率ではずれるくじを1回引くと、だいたいいくらもらえると期待できるでしょう。1000円よりちょっと多くもらえそうな感じしますよね。ちゃんと計算すると、1000×0.5+2000×0.4 + 0×0.2 = 1300円となります。このように、くじの当選金額の期待値の計算をするとき、確率を使って掛け算で当たりの金額に「重み付け」します。

直接的にその問題を解説したことにはなりませんが、参考になりましたら幸いです。
2021.04.14 20:45

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