令和7年試験問題 問12

商標法におけるサービスマークを説明したものはどれか。

  • 企業が,企業そのものを他社と区別するために表示する商標である。
  • 製造業者,販売業者が提供する商品を,他社の商品と区別するために表示する商標である。
  • 大規模小売業者が開発したプライベートブランドの商品を,他社の商品と区別するために表示する商標である。
  • 輸送業者,金融業者などが提供する役務を,他社の役務と区別するために表示する商標である。
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分野 :ストラテジ系
中分類:法務
小分類:知的財産権
解説
サービスマーク(役務商標)は、商標のうち、商品ではなくサービス(役務)について使用するものをいいます。商標の指定商品・指定役務リストにおいて、第35類~第45類として登録を受けている商標がこれに該当します。

交通機関や通信、金融、教育など形のないサービスを提供する業態において、企業が独自にロゴや名称を定めて表示することで、自社のサービスであることを消費者に示すことができます。また、登録を受けたサービスマークは商標法により保護されるため、他社による同様または類似名称の無断使用を防ぐことができます。『過去問道場』も役務商標として登録を受けています。

したがって、役務に付ける商標について説明した「エ」の記述が適切です。
  • 企業のロゴマークの説明です。
  • 商品に付けられる標章なので、トレードマーク(商品商標)の説明です。
  • 商品に付けられる標章なので、トレードマーク(商品商標)の説明です。
  • 正しい。サービスマークの説明です。

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