平成31年春期試験問題 問49

情報システムの施設や設備を維持・保全するファシリティマネジメントの施策として,適切なものはどれか。

  • インターネットサイトへのアクセス制限
  • コンピュータウイルスのチェック
  • スクリーンセーバの設定時間の標準化
  • 電力消費量のモニタリング
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分野:マネジメント系
中分類:サービスマネジメント
小分類:ファシリティマネジメント
解説
ファシリティマネジメントは、企業・団体が保有または使用する全施設資産とそれらの利用環境を経営戦略的視点から総合的かつ統括的に企画、管理、活用する経営活動です(参考:日本ファシリティマネジメント協会)。システム環境の基盤となる土地、建物、構築物、設備などの物的な資産や物理的空間が最適な状態であるように管理することを目的とします。具体的には、コンピュータシステムやネットワーク施設基盤が快適であること、安全性が確保されていること、運用費用が少ないこと、最大限効果的に活用されていることなどを目指します。

ファシリティマネジメントは、システムの基盤となっている物的な資産を最適化する活動であり、技術的な施策はその対象外です。したがって「エ」の施策が適切です。
  • セキュリティを向上させるものなので、情報セキュリティマネジメントの施策です。
  • セキュリティを向上させるものなので、情報セキュリティマネジメントの施策です。
  • 離席時の不正利用を防止するためなので、情報セキュリティマネジメントの施策です。
  • 正しい。ファシリティマネジメントの施策です。

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