知らない問題で点数をもぎ取る方法

オリザさん  
IP ブロンズマイスター
(No.1)
このスレでは、令和5年度公開問題の中から、オリザが昨年Iパスの本番で出会った問題を例に、知らない問題が出たときの粘り方を解説します。

例題1
https://www.itpassportsiken.com/s/kakomon/05_haru/q1.html
前提として間違いの選択肢を1つか2つ消せる知識は必要です。自分はアとウを除外しましたが、イやエの用語は見たこともありませんでした。それにしても「リーンスタートアップ」という選択肢は妙に目立ちます。そこで、この意味を考えることにしました。

この熟語は「リーン」と「スタートアップ」に分けられそうです。スタートアップは、起業とか新しいビジネスを始めることです。では、「リーン」とは一体何か・・・?
・・・ここで私は、トヨタ生産方式が「リーン生産方式」と呼ばれていたことを思い出します。トヨタ生産方式といえば、ムダの無さや最小限しか在庫を持たないことが特徴です。

問題文を見ると「新しいビジネスモデルや製品を開発」はスタートアップのことですし、「最小限のサービスや製品を作り」はリーンの意味と矛盾しなさそうです。
ということは  エが正解だ!  と判断しました。
ある意味博打ですが、勝てる博打という自信はありました。

ポイントは、トヨタ生産方式、リーン生産方式、JIT、かんばん方式など関連する概念をまるっと塊で理解していたことです。
2023.06.26 12:44
オリザさん  
IP ブロンズマイスター
(No.2)
例題2
https://www.itpassportsiken.com/s/kakomon/05_haru/q60.html

プログラムを読んでいると、ひっきりなしに隣り合った数字を入れ替えてるようです。
・・・・・てことはこれ、バブルソートだよね?  と思い当たります。
ならばソート結果は昇順か降順の2択ですので、イとウは消えます。
では昇順なのか降順なのか?

プログラムの6-7行目は、「左側の数字がその右の数字より大きければ入れ替える」だろうと当たりを付けました。ということは最後は左から右に向かって昇順で並ぶはずです。
→  答えは  ア!
これも推測で選んでいますが、推測は合ってる自信はありました。

ポイントは、「バブルソート」の流れを理解できていたこと、プログラムの全文解読はできずとも、なんか入れ替えてるところは読み取れたことです。
2023.06.26 12:52
難しかったですさん 
(No.3)
この考え方、本当にすごいです。絶対ありです。私は過去問中心にやりすぎた為、実際のテストでは3割しか分からなくて、300点くらいの手応えでしたが、残りの7割はここまで賢い考え方ではないけど、人生全ての知識を振り絞って英語の意味や、過去問から察する引っ掛けだと思う選択肢の除外など最後まで諦めずに考えたら勘が当たり総点750点でした。時間切れで自動採点になるのは嫌だったので119分で終了ボタンを自分で押しましたw  諦めなければいい事あるかも!
2023.06.26 18:10
オリザさん  
IP ブロンズマイスター
(No.4)
難しかったです  さん
めっちゃ粘りましたね!  問題で直接問われていない知識や経験に頼ることはホント大事です。


例題1では、開発を繰り返す=イテレーションとかスクラムと考えていた人は、選択肢を見てフリーズすると思います(私もそうでした)。でも落ち着いて立て直せば、充分得点のチャンスはあります。
むしろ選択肢にスクラムとかが入ってたら私もそっちに飛びついてたでしょうから、ある意味主催者の優しさを感じました。
2023.06.27 12:21
momochanさん 
(No.5)
オリザさん、
問1でストラテジ系の問題ならスクラムのようなマネジメント系の用語が入っていたら即除外で大丈夫ですよ。

選択肢の用語が分野を越えて混ざっているかは意識したことがありませんが、たぶん混ざっていないと思います。
IPAもそんなに意地悪じゃないと信じています。
問題文でも紛らわしい時に一部下線を引いてある場合もありますから。(令和5年 問95)
2023.06.27 18:32

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