セキュリティ関連法規(全35問中19問目)
No.19解説へ
不適切な行為a~dのうち,不正アクセス禁止法において規制される行為だけを全て挙げたものはどれか。
- Webサイトにアクセスしただけで直ちに有料会員として登録する仕組みを作り,利用者に料金を請求する。
- コンピュータのプログラムで様々な組合せのメールアドレスを生成し,それを宛先として商品の広告を発信する。
- 他人のクレジットカードから記録情報を読み取って偽造カードを作成し,不正に商品を購入する。
- 他人の利用者IDとパスワードを本人に無断で用いてインターネットショッピングのサイトにログインし,その人の購買履歴を閲覧する。
出典:平成29年秋期 問27
- a,b,c,d
- a,c,d
- c,d
- d
正解 エ問題へ
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解説
不正アクセス禁止法は、コンピュータネットワークに接続できる環境で、他人のID・パスワードの組を使用するなどして、本人の承諾なしに認証が必要なページに接続する行為、および、本人に許可なく第三者へIDとパスワードを教えるなどの助長行為の禁止を定めた法律です。
- 誤り。電子消費者契約法や刑法の詐欺罪で規制される行為です。
- 誤り。スパムメールの送信は、特定電子メール法で規制される行為です。
- 誤り。偽造クレジットカードの作成と使用は、支払用カード電磁的記録不正作出罪等および詐欺罪として刑法により規制される行為です。
- 正しい。他人の認証情報を用いてネットワーク上のサイトにログインするのは、不正アクセス禁止法で規制される行為です。
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