令和7年試験問題 問36

合意したサービス提供時間帯のうち,実際に顧客がITサービスを利用できた時間の割合で表されるものはどれか。

  • 可用性
  • 機能性
  • 効率性
  • 使用性
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分野 :マネジメント系
中分類:サービスマネジメント
小分類:サービスマネジメント
解説
  • 正しい。可用性は、ユーザーが使用することを要求したとき、実際にシステムやITサービス(以下、システム等という)が利用可能な度合いを示す特性です。一般的には、合意済みサービス時間のうち、サービスを利用できた時間の割合で示されます。
    可用性(%)=合意済みサービス時間-停止時間合意済みサービス時間
  • 機能性は、ユーザーのニーズを満足させる機能を、システム等がどれだけ提供できているかを示す特性です。機能の正確性、完全性、適切性などが評価基準となります。
  • 効率性は、必要な機能を実行する際に、処理時間や資源をどれだけ抑えて処理できるかを示す特性です。応答時間やスループットなどが評価基準となります。
  • 使用性(ユーザビリティ)は、利用者にとってシステムがどれだけ使いやすいかを示す特性です。認識しやすさ、習得しやすさ、操作しやすさ、アクセシビリティなどが評価基準となります。

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