ITパスポート試験 用語辞典

えすえるえい
SLA
【Service Level Agreement】
通信サービス事業者などのサービス提供者と利用者の間で交わされる、サービスの品質保証に関する合意もしくは契約文書のこと。回線の最低通信速度や利用不能時間の上限などのようにサービスの品目とそれぞれの保証水準、および保証水準を達成できなかった場合のペナルティ事項などが具体的な数値により示される。
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別名:
サービスレベル合意書
分野:
分野:マネジメント系
中分類:サービスマネジメント
小分類:サービスマネジメント
出題歴:
H21年春期問46 H21年秋期問35
H23年特別問47 H24年春期問30
H24年秋期問39 H25年秋期問33
H26年春期問48 
重要度:
(Wikipedia サービス水準合意より)

サービス水準合意 (Service Level Agreement, SLA) とは、通信サービスやコンピュータ・アプリケーション・サービスなどにおいて、サービスの提供者とその利用者との間に結ばれるサービス水準に関する合意である。サービスレベル契約と言われることもある。サービスの定義、内容、範囲、品質、達成目標などを記述する。

サービス水準に関する仕様を記述したものをサービス水準仕様 (Service Level Specification, SLS) という。



出題例

SLAとSLMに関する説明のうち,適切なものはどれか。

[出典]ITパスポート 平成24年春期 問39

  • SLAとはサービス提供者から提示されるサービス改善の提案書であり,SLMとはサービスレベルを維持管理するための技術的な手段を提供する活動である。
  • SLAとはサービス提供者とサービス利用者との間で取り決めたサービスレベルの合意書であり,SLMとはITサービスの品質を維持し,向上させるための活動である。
  • SLAにはサービスレベルの達成度合いを測定し,問題を発見する活動が規定され,SLMには問題解決のための技術的な手段が規定される。
  • SLAの狙いはサービスレベルのさらなる向上を図ることにあり,SLMの狙いはサービスの内容,要求水準などの共通認識を得ることにある。
正解 

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