ITパスポート試験 用語辞典

TCP/IP階層モデル
ver6
インターネットやLANで用いられている標準的なプロトコル群を4階層に分類し提示したのがTCP/IP階層モデルであり、具体的なプロトコルが分類されている。
アプリケーション層
アプリケーションに応じたサービスを提供する層。HTTP(webサーバ・ブラウザ間のデータ送受信プロトコル)やSMTP(メール送受信プロトコル)、やTLS(認証・暗号化・改ざんの検出等を行うセキュリティプロトコル)などがこの層のプロトコルである。おおまかにOSIモデルのセション層以上の機能を受け持つ
トランスポート層
通信の品質を保証する層。ポート番号(通信相手のどのアプリケーションとデータ送受信を行うかを表す)で相手先の識別を行い、順序制御、エラー検出、再送制御などを行う。TCPやUDPがこの層のプロトコルであり、TCPは信頼性を、UDPはリアルタイム性を重視したプロトコルとなっている。OSIモデルのトランスポート層に対応している
インターネット層
データをIPパケットとして扱い、パケットの持つIPアドレスで通信相手を識別し、データ転送を行う。IPv4、IPv6などがこの層のプロトコル。OSIモデルのネットワーク層に対応している
ネットワークインターフェース層(リンク層)
同一ネットワーク内でMACアドレスをもとに物理的な情報伝送を行う。EthernetやIEEE 802.11(無線LAN)、PPPなどがこの層のプロトコル。おおまかにOSIモデルの物理層とデータリンク層の機能を受け持つ
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分野:
分野:テクノロジ系
中分類:ネットワーク
小分類:通信プロトコル
重要度:

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