ITパスポート試験 用語辞典

アライアンス
【Alliance】
複数の企業や組織が共通の目的や利益のために協力関係を結ぶこと。直訳すれば「同盟」。

お互いの不得意分野の補完や、事業投資リスクの軽減などを目的として締結される。新規事業に投資する際のリスク軽減や、単独では達成が難しい目標を効率的に実現することができる。企業合併や資本提携、販売提携など連携のレベルも形態も多岐にわたる。近年では異業種間でのアライアンスも一般的となっており、新たなサービスを創出する手段として活用される。
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分野:
分野 :ストラテジ系
中分類:経営戦略マネジメント
小分類:経営戦略手法
出題歴:
H23年特別問13 H24年春期問17
重要度:
(Wikipedia アライアンスより)

アライアンス(英語:alliance)は、日本語に直訳すると「同盟」という意味であるが、カタカナ語として日本のマスメディアで使用される場合、企業同士の提携の意味で用いられる。また、キリスト教の宣教団体の提携の意味でも使われている。(日本アライアンス教団)

「A社がB社とアライアンスを組む」などと使われ、ある企業と提携し共同で事業を行っていくことを指す。例えば、コンピューターのソフトウェア開発会社が販売会社と“アライアンス”を組み、開発会社は開発に専念、販売会社は代理店としてソフトの販売に注力する、などである。

  • 航空会社が提携し、マイレージサービスや乗り換えサービスを円滑に行う企業連携のアライアンスについては、航空連合を参照。
  • コンテナ定期船会社による国際提携は、海運アライアンスを参照.
  • キリスト教プロテスタントの団体は 日本アライアンス教団を参照.

別企業と共同で事業を行うと言う意味では下請けと似ているが、事業における企業間の対等性の有無が大きく異なる。アライアンスにおいては提携企業同士がイコールパートナーという形で事業を行うが、元請けと下請けの関係である場合は企業間に「上下関係」があるため、これはアライアンスとは別物と見なされる。

このようなアライアンスの代表的な例として、プロサッカーJリーグにおける、同一リーグのクラブ同士がお互いのチケットを拡販し合う、チケットアライアンス等があげられる。

出題例


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