ITパスポート試験 用語辞典
ユーザーストーリー
ver6.3
【User Story】
利用者(ユーザー)の視点から、システムの機能を簡潔に表現した記述を指す。
「〇〇として、△△がしたい。なぜなら□□だから。」という形式で記述され、開発チームがユーザーのニーズを把握しやすくする役割を果たす。たとえば、「オンラインショップの利用者として、カートに追加した商品の合計金額を確認したい。なぜなら、予算内で購入できるかを判断したいから。」のように表現される。このような形式にすることで、開発チームはユーザーの目的を明確に把握しながら、開発を進めることができる。
効果的なユーザーストーリーを設定するための原則として「INVEST」がある。これは、Independent(独立性)、Negotiable(交渉可能性)、Valuable(価値)、Estimable(見積もり可能性)、Small(小ささ)、Testable(テスト可能性)の6つの要素の頭文字を取ったもので、その内容は以下のとおりである。
「〇〇として、△△がしたい。なぜなら□□だから。」という形式で記述され、開発チームがユーザーのニーズを把握しやすくする役割を果たす。たとえば、「オンラインショップの利用者として、カートに追加した商品の合計金額を確認したい。なぜなら、予算内で購入できるかを判断したいから。」のように表現される。このような形式にすることで、開発チームはユーザーの目的を明確に把握しながら、開発を進めることができる。
効果的なユーザーストーリーを設定するための原則として「INVEST」がある。これは、Independent(独立性)、Negotiable(交渉可能性)、Valuable(価値)、Estimable(見積もり可能性)、Small(小ささ)、Testable(テスト可能性)の6つの要素の頭文字を取ったもので、その内容は以下のとおりである。
- 独立性(Independent):他のストーリーに依存しすぎず、単体で価値を持つストーリーであること
- 交渉可能性(Negotiable):固定的な仕様ではなく、チーム内で議論しながら柔軟に調整できるストーリーであること
- 価値(Valuable):ストーリーがユーザーにとって有益であること
- 見積もり可能性(Estimable):開発者がストーリーの実装にかかる時間やリソースを見積もることができること
- 小ささ(Small):ストーリーが適切なサイズであること。大きすぎる場合には、分割が必要となる
- テスト可能性(Testable):たとえば「ボタンを押したら検索結果を表示する」といった、開発した製品が備えるべき明確な基準が記され、その基準を満たしているかどうかをテストによって確認できること
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- 分野:
- 分野 :マネジメント系
中分類:ソフトウェア開発管理技術
小分類:開発プロセス・手法 - 重要度:
- ★★★
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