ITパスポート試験 用語辞典
SMART
ver6.3
効果的な目標を設定する際に考慮すべき5つの要素、Specific(具体的)、Measurable(測定可能)、Achievable(達成可能)、Relevant(関連性のある)、Time-bound(期限がある)の頭文字をとったフレームワークのこと。
- Specific(具体的):目標を曖昧にせず、「誰が、何を、どのように行うのか」を明確にすることを意味する
- Measurable(測定可能):進捗状況を数値などで確認できるようにすることを意味する。数値目標を設定することで、達成度を客観的に評価できるようになる
- Achievable(達成可能):実現不可能な目標ではなく、現実的に達成できる範囲の目標を設定することを意味する。高すぎる目標ではモチベーションの維持が難しくなるため、努力すれば達成可能な水準を見極めることが重要である
- Relevant(関連性のある):組織や個人の目的と一致していることを意味する。例えば、エンジニアが「営業の成績を向上させる」といった目標を立てた場合、直接的な関連性が乏しいため、適切な目標とは言えない
- Time-bound(期限がある):目標達成の期限を設定することで行動を促進することを意味する。期限がなければ達成への緊張感が薄れ、行動が先延ばしにされる可能性が高い
- 「新規顧客を増やす」←Specific(具体的に何を行うのか)
- 「30人(努力すれば達成可能な数値)」←Measurable(測定可能)、Achievable(達成可能)
- 「営業部全体で」←Relevant(関連性のある)
- 「毎月月末までに」←Time-bound(期限がある)
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- 分野:
- 分野 :ストラテジ系
中分類:経営戦略マネジメント
小分類:ビジネス戦略と目標・評価 - 重要度:
- ★★★
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