経営・組織論 (全52問中15問目)

No.15

企業が,異質,多様な人材の能力,経験,価値観を受け入れることによって,組織全体の活性化,価値創造力の向上を図るマネジメント手法はどれか。
  • カスタマーリレーションシップマネジメント
  • ダイバーシティマネジメント
  • ナレッジマネジメント
  • バリューチェーンマネジメント

分類

ストラテジ系 » 企業活動 » 経営・組織論

正解

解説

ダイバーシティマネジメントは、企業や組織の活動に、多様な人材を取り込んで積極的に活用することによって、新たな価値の創造や競争力の強化を図ろうとする経営手法です。女性の活躍の場の拡大、国際化の推進、障がい者・高齢者・若年者を積極的に雇用することなどがダイバーシティマネジメントの事例と言えます。

ダイバーシティ(Diversity)は「多様性」という意味であり、人々は、性別、年齢、国籍、人種、民族、信仰、障がい、性的指向、経験など、様々な背景の違いからそれぞれ異なる特性を有していることを指します。
  • カスタマーリレーションシップマネジメント(CRM)は、顧客に関するあらゆる情報を統合管理し、顧客との良好な関係を企業活動に有効活用する経営管理手法です。
  • 正しい。ダイバーシティマネジメントは、様々な背景をもつ多様な人材の活用により、企業の力を引き出そうとする経営手法です。
  • ナレッジマネジメント(KM)は、企業が保持している情報・知識、個人が持っているノウハウや経験などの知的資産を共有して、創造的な仕事につなげることを目指す経営管理手法です。
  • バリューチェーンマネジメントは、業務を5つの主活動と4つの支援活動に分類し、製品の付加価値がどの部分(機能)で生み出されているかを分析することで、価値の連鎖を最適化する手法です。
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