HOME»試験の形式と合格基準

ITパスポート試験はコンピュータの画面上で問題を見て、コンピュータに解答を入力するCBT方式で実施されています。問題数は100問、すべて四肢択一です。

ITパスポート試験の形式と合格基準

1.出題形式・出題数

試験問題は小問形式(1問につき1設問)の形式の100設問で構成されています。出題されるのは100問ですが実際に総合評価の対象となるのそのうち92問で、残りの8問は今後出題する問題を評価するために使われます。

92問のうち出題分野別の出題数は、以下のようになっています。なお、出題順はストラテジ⇒マネジメント⇒テクノロジの順です。

  • ストラテジ系(経営全般に関わる問題) 32問
  • マネジメント系(IT管理に関わる問題) 18問
  • テクノロジ系(IT技術に関わる問題) 42問

2.試験時間

120分です。単純計算で1問あたり約72秒での解答が求められます。

3.合格基準

1000点満点で採点されます。IRT(項目応答理論)という採点方式が採用されているので、単純に1問何点という配点ではありません。

総合評価点が600点以上、かつ、ストラテジ系・マネジメント系・テクノロジ系の各分野それぞれの基準点が300点以上あることが合格の条件となります。概ね1問10点なので、全体60%を正答できれば合格となります。苦手範囲を作らないように満遍なく勉強をするようにしましょう。

初級シスアドとの比較

平成21年に実施された制度改正前、同レベルにあった初級システムアドミニストレータ試験(初級シスアド)と比較すると、

  • 出題形式が午前120分のみとなった。(初級シスアドは午前・午後ともに150分)
  • 午後の長文問題が無くなり、受験者の負担が減った。
  • ストラテジ系の出題が増えた
  • 初級シスアドと比べて、出題難易度が易しくなった。

など国が目指している、「すべての職業人に」という目的に合わせるように誰もが合格を目指せるITエントリ資格となり、取得は容易になったと思います。またITパスポート試験は国家資格初の試みであるCBT方式(コンピュータ上で解答する方式)で実施されています。

ITパスポート試験は、

  • 全100問をPC上で解答
  • 試験は3つの分野から出題
  • 試験時間は120分
  • 正答率60%以上で合格
© 2009-2024 ITパスポート試験ドットコム All Rights Reserved.

Pagetop