知的財産権 (全61問中1問目)

No.1

次のa〜cのうち,著作権法によって定められた著作物に該当するものだけを全て挙げたものはどれか。
  1. 原稿なしで話した講演の録音
  2. 時刻表に掲載されたバスの到着時刻
  3. 創造性の高い技術の発明
  • a
  • a,c
  • b,c
  • c

分類

ストラテジ系 » 法務 » 知的財産権

正解

解説

著作権法によって定められた著作物には、言語(小説、脚本、論文、講演など)、音楽、舞踊や無言劇、美術(絵画、版画、彫刻など)、建築、地図や図面等、映画、写真、プログラム、またはそれらを組み合わせた編集著作物やデータベースの著作物があります。
  1. 正しい。講演で話した内容を録音したものは、言語の著作物に該当します。
  2. 誤り。単なるデータなど事実を伝達するだけの情報表示は、著作物に該当しません。また、文芸、学術、美術、音楽の範囲に属しないという点からも、著作物性が否定されます。
  3. 誤り。著作物に現に創作された"もの"である必要があります。発明は"もの"ではなく「思想・アイデア」なので著作物ではありません。
著作物に該当するのは「a」だけなので「ア」が正解です。
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