ITパスポート平成29年秋期 問34

問34

ある業務システムの構築を計画している企業が,SIベンダーにRFPを提示することになった。最低限RFPに記述する必要がある事項はどれか。
  • 開発実施スケジュール
  • 業務システムで実現すべき機能
  • 業務システムの実現方式
  • プロジェクト体制

分類

ストラテジ系 » システム企画 » 調達計画・実施

正解

解説

RFP(Request For Proposal)は、情報システムの調達を予定している企業・組織が発注先候補のITベンダーに対して具体的なシステム提案を依頼する文書です。RFPには、委託するシステムへの要求事項や調達要件および制約事項などが盛り込まれます。

一般的なRFPの構成と、記載される主な事項は次の通りです。
1. 概要
開発の目的・目標、抱えている課題、依頼する範囲、予算、スケジュール
2. 提案依頼内容
提案システムの概要・構成、開発体制、成果物一覧、概算費用、運用・保守内容
3. その他
選定スケジュール、評価方針
RFPに最低限含めるべき事項はシステム要件です。なぜならシステムで実現すべき機能がわからない状態では、SIベンダー側がどんな提案を行ってよいのか判断できないからです。したがって「イ」が正解です。
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