システム化計画 (全23問中1問目)

No.1

顧客との個々のつながりを意識して情報を頻繁に更新するSNSなどのシステムとは異なり,会計システムのように高い信頼性と安定稼働が要求される社内情報を扱うシステムの概念を示す用語として,最も適切なものはどれか。
  • IoT(Internet of Things)
  • PoC(Proof of Concept)
  • SOE(Systems of Engagement)
  • SOR(Systems of Record)

分類

ストラテジ系 » システム企画 » システム化計画

正解

解説

  • IoT(Internet of Things)は、情報端末ではない電子機器や機械類などの「モノ」にインターネット接続・通信機能やセンサー機能を持たせ、それらの機器が情報を相互にやり取りしたり、収集した情報を処理・蓄積したりすることで、"監視"、"制御"、"最適化"、"自律化"などの新たな付加価値を得る仕組みです。
  • PoC(Proof of Concept)は、本格的な導入を決定する前に、新しい概念や理論、アイディアの有効性を実証するために行われる小規模な実験のことです。
  • SOE(Systems of Engagement)は、ITシステムをその目的で分類した概念で、顧客や企業との関係を深めるために構築されるシステムのことです。顧客にサービスを提供するシステム、SNSなどのコミュニケーションツール、チャットボットやレコメンドシステムなどがこれに該当します。
  • 正しい。SOR(Systems of Record)は、ITシステムをその目的で分類した概念で、ビジネス上のデータを正確に記録することを主眼とするシステムのことです。いわゆる旧来からある組織内の基幹システムや会計システムなどを指し、安定性や正確性が重視されます。
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