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ITパスポートとはどのような資格試験なのか、この試験が創設された経緯やITパスポートのこれからについても解説します。

ITパスポートとは

ITパスポートとは、平成21年4月から新たに情報処理技術者試験に追加された、情報に関する国家試験の一つです。

試験名の中の「IT」とは、Information Technology(インフォメーション・テクノロジー)の略語で、読んだまま日本語では情報技術と訳されます。コンピュータやデータ通信に関する技術を総称する用語です。

一方「パスポート」とは、国がその地域に籍をもつ国民に対して、名前・性別・年齢・住所などの情報を公に証明した書類です。パスポートがないと出国できないのはもちろん、海外旅行中に失くしてしまうと再発行されるまで帰国することができなくなってしまいます。言葉・文化・法律などが異なる他国にいくときには、パスポートは世界共通の身分証明の役割を担います。この「ITパスポート」という試験名称は、旅券のパスポートのように、「国が、合格者に対して、情報化社会に積極的に関わっていける存在であることを証明する」というようなことを意図してつけられたのではないかと思います。

国家試験であるITパスポート試験に出題される問題には、国が合格者に求めるIT知識レベルの指針(どのレベルに達すればパスポートを発行可能か)が随時反映されていくはずですので、まさに国が保証する「情報化社会へのパスポート」と言えるでしょう。

時代が求めるITリテラシー

「ITリテラシー」とは、情報を利活用できる能力のことです。現在社会人として働いている方はもとより、これから社会に出ようとする方々も、今や情報技術は社会基盤の一翼を担っており、業種・職種を問わずあらゆる企業や組織において、ITに関する基礎知識が必須となっている状況はご存知のことと思います。

時代に合わせて変化を遂げる情報技術、これをきちんと活用できる人材を育てていくことは社会全体から見ても大切なことであり、そうした人材のすそ野の広がりが、日本全体のIT活用能力を高めることにつながります。例えば、現在事務の仕事などで使う表計算ソフトの Excel にも VBA といってプログラムを組むことによって作業を自動化する技術が含まれていますが、現在事務職をしていても、これらを使いこなせる人はほんの一握りでしょう。もし、全ての人がこれらを使いこなすことができたら各人の仕事の効率やレベルがどれほど向上することでしょう。プログラムを組んで作業を自動化することで、これまで1時間を要していた定型作業を1秒で済ませるといったことは十分に可能です。

これからの日本は少子高齢の人口減少の時代に入り、国力を保つためには1人当たりの生産性が重要になると言われています。小学校でプログラミング教育が必修化になったのも、このような時代背景が関係しています。国民のIT能力が底上げされることで、普通の人でもプログラムを作ることやデータ分析を行えることが当たり前になり、日本経済全体の生産効率が自然に高まっていくということを国家的なねらいとしているわけです。

これからの時代に求められる人材とは

情報化された社会は、今後も地球全体規模で進行していくでしょう。これは不可逆な流れです。現在社会では、もはや単純なパソコン操作ができることに留まらず、

  • IT技術を積極的に業務に活用して、改善ができる
  • 課題や問題に対し、IT技術を有効に活用できる
  • IT技術を法令に基づき安全に活用できる

というように情報技術を正しく利活用できる人材が求められています。

こうした時代のニーズに応えるため、職業人が共通に備えておきたいIT(情報技術)に関する知識レベルを測る国家試験「ITパスポート」がスタートしたのです。

ITパスポート試験とは、

  • 国が認めるIT試験
  • IT社会における基礎知識を問う試験
  • 今後の成長が望める国家試験
  • 年齢を問わず受験可能
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